廃線跡探訪 福知山線(中編)

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前編に続き、福知山線 武田尾ー生瀬間の廃線敷ハイキングコースの中編です

ハイキングコースのマップは にしのみや観光協会のHPからどうぞ https://nishinomiya-kanko.jp/ 

前編はこちらです ⇒ https://motomira.com/fukuchiyama-line1/

水道橋が近づいてくると、長尾山第1トンネルが見えます。
長尾山第1トンネルの入り口です(武田尾方)。このトンネルは306mと長いです。前編のトンネルでも書きましたが、トンネル内は真っ暗です。
トンネル内です。真っ暗です。地面にはバラストがゴロゴロしてますので足元注意です。スマホのライトでは足元くらいしか見えません。トンネル内の壁面や天井など観察する場合は、懐中電灯必須です。壁面はレンガだったり石積みだったり、天井のレンガにはSL時代のススが残っていたりと、なかなか趣があります。
長尾山第1トンネルを抜けると、この廃線跡の見どころの一つ、武庫川第2橋梁(鉄橋)が見えてきました。
鉄橋に向かう前に、長尾山第1の出口(生瀬方)に、標識が見えます。
上段 「長尾山T(6)」 中段 「*06.4」 下段 「**間 5分」が読み取れます。トンネルの距離を示しているようです。306.4m で 5分掛かる ということでしょうか?ざっくり計算すると時速3.7kmとなるので、「歩いて5分」ということになりますね。
  
いよいよ鉄橋です。橋の上は歩道が整備されているので安心です。橋の向こうには次のトンネル、溝滝尾トンネルが見えてます。
橋を渡って、生瀬方からの写真です。ワーレントラスという橋の種類だそうです。多数のリベットが良いですね。橋台などは見れませんでした。
生瀬方からの写真をもう1枚。溝滝尾トンネル出口からの武庫川第2橋梁。迫力あります。
溝滝尾トンネルの入り口です。レンガのアーチが素敵です。橋に目が行ってしまって、あまり良く観察できてません。
溝滝尾トンネルの内部です。緩いカーブと枕木が良い感じです。天井のレンガのアーチは長手積みですね。
溝滝尾トンネルの出口(生瀬方)です。このトンネルも出口がコンクリートで延長されているようです。
古い出口のレンが部分に5という数字が見られます。延長する前の速度標識かと思いましたが、トンネルの番号か何かを示す数字のようです。(次のトンネル(生瀬方)で4が見れました。)
トンネルを出たところから見た武庫川です。いい景色です。
溝滝尾トンネルの出口から少し生瀬方に進むと、地面に何か埋められてます。
兵庫県の3級基準点でした。測量に使われるものだそうです。
基準点からもう少し行くと、速度標識がありました。武田尾方面を向いています。(写真のトンネルは、溝滝尾トンネルの出口です)
55km/h制限です。下段はカーブの半径R270でしょうか?よく見えません。
更にもう少し行くと、山側にレンガの壁があります。

後編に続きます。https://motomira.com/fukuchiyama-line3/

他の廃線跡もありますのでよろしければ御覧ください。

   廃線跡探訪 大社線(島根県) https://motomira.com/taisya-line1/

廃川跡もあります。

   廃川跡探訪 菱江川 https://motomira.com/hisieriver/